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水虫治療薬ニゾラールの作用

2019年10月12日
足裏にクリームを塗っている人

以前は、水虫といえばラミシール・テルビナフィンが最も高い人気を誇っていたのですが、その当時の2番手となっていたのがニゾラール・ケトコナゾールです。ニゾラールはクリームタイプとローションタイプのみですから、爪水虫には使用できず角質増殖型と小水疱型・趾間型の場合にのみ処方されることとなります。ケトコナゾールやニゾラールの名で市販で手に入れることも出来るでしょう。最近では病院でも処方されることが多くなりました。角質増殖型も小水疱型も趾間型も、いずれも皮膚の表面に真菌が増殖しているに過ぎません。クリームやローションを塗ることで真菌の細胞壁を破壊し、増殖を抑えるのに有効に働いてくれます。もちろん、薬を使わずにいたら真菌は増殖を続ける一方ですから症状が収まるどころか、更に激しくなり日常生活に影響を及ぼし始めることとなります。かかとや足の指の間にあるだけだった菌も、爪にまで広がっていくかもしれませんから、そうなったらニゾラールだけで抑えることは出来なくなるのです。

どちらも抗真菌薬としての役割を持つラミシールとニゾラール、ラミシールの方がスプレータイプもあるので使いやすさもあるかもしれません。でも脂漏性皮膚炎に関してはニゾラールでしか対応できないのです。

水虫というと白癬菌という真菌ですが、その他にも様々な種類があり脂漏性皮膚炎にはマラセチアというものが関与していると考えられています。マラセチアの種類は10種類以上、その中のマラセチア・フルフルという可愛らしい名前の真菌が、時には頭についてまるでフケが出ているかのような症状を引き起こします。もちろん頭をよく洗っていないからこそのフケではないので、正しく薬を使用していないと完治はしません。シャンプーと混ぜ合わせて使っても良いでしょう。皮膚炎という名の通り、皮膚の様々な所にて繁殖します。というより、もともと常在菌として常にいるマラセチアが免疫力の低下で繁殖しすぎて症状が起こるわけです。忙しい毎日を送る現代人、疲れやストレスから脂漏性皮膚炎にはなりやすいです。ニゾラールを、常備薬として何かとお世話になっている方も多かったりするのです。放っておいても完治することがなく悪化する一方というのは水虫と同じ、水虫にしろ脂漏性皮膚炎にしろニゾラールを上手く活用してよい方向に導いていきましょう。正しく使っていれば時間はかかってもいつかは完治させることが出来ます。

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